キャンプの場合は、燃料費と食費、その他の出費は同じです。最も安い素泊まりと比較しても、1泊で30分の1〜20分の1に圧縮できることになります。そのため日額経費は、おおむね5,000円/日はかからないでしょう。宿泊施設利用のツーリングと比較すれば約半分の旅費で済むわけです。ただし、出かけてからの宿泊代がいくら安いとはいえ、準備には相当のお金が必要なのもキャンプです。テントやシュラフ、その他の装備など、最低限の、かつ立派な装備を揃えると、4〜5万円は必要です。年に1度しか走らない人なら宿泊施設。年数回泊まりがけツーリングをし、かつ毎年出かける人はキャンプが有利となります。
なお、いくら無料でも、初心者の人はキャンプ場以外での野宿は避けていただきたいと思います。よくツーリング雑誌などには、河原や海辺にテントを張り、焚き火をしながら料理を作る、な〜んていうかっこいい写真が掲載されていますが、世の中、カッコ良く見えるものほど、それなりの経験や技量が不可欠なものです。野宿をそつなくこなしたければ、まずキャンプ場で経験を積んでからにしましょう。
日中の入浴は要注意 有名な温泉場にはツーリング途中で入浴をしているライダーを沢山見かけます。それはそれで悪くはないのですが、入浴行為というのは体力を消耗します。というより、疲れを身体の外に出すという効果があります。また「湯あたり」という症状もあります。そのため、真っ昼間から温泉に入り、その後も走行を続けると身体がダルくなったり、眠気を誘発したりし、体調を崩すことにもつながります。温泉のハシゴなどはかなり危険なわけです。
キャンプツーリングするのであれば、温泉が近くにあるキャンプ場を利用し、まずはテントを設営し、荷物を降ろしてから温泉に向かったり、買い出しに出かけるのが良いでしょう。できるならばテントの設営は日暮れ前に完了した方がいいでしょう。