ミニタープのすすめ
ビギナーにすぐにはお薦めしないが、ある程度経験値を上げたら使ってみてもらいたいのがミニタープ。雨天でもまったく動じなくキャンプが楽しめるアイテムのひとつ。雨以外にも受けられる恩恵はいろいろ。一度使うと手放せなくなります。

この日は雨天、シェルパのような小型バイクならタープの下に入れることも可能
ミニタープのメリットは
  1. テントに直雨を受けない----当然のことですが、テントの上にもう一枚屋根を広げるのですから、テント自体に雨や夜露が当たりません。朝、出発の際にフライシートが濡れていると、インナーテントと一緒に収納したくないもの。仮にタープが濡れたままでも、テントとは別収納なので、早々に撤収して出発することができます。
  2. 雨天のキャンプが快適----キャンプ場に着いたとき、すでに雨が降っていても、先にタープをかけてしまえば、テントをほとんど濡らすことなく設営ができます。さらに、雨が降っていても、テントの外で炊事や、仲間がいれば宴会をすることが可能なのです。
  3. あると別世界----星空の下でのキャンプと仲間同士の宴会は実に楽しいものですが、夜はかなりの露が落ちてきます。やはり、屋根があるのと無いのとではゼンゼン別世界。タープがあると、晴れていても外に座って話す人がいないもの。人間は、頭上に覆いがあると安心する生き物なんですね〜
  4. 目隠しにもなる----夏場の混み混みキャンプ場では自由にテン場を確保できない。そんなときに限っていや〜なタイプのキャンパーと隣り合わせになったりします。タープは工夫次第でいろいろな張り方ができます。風向きもありますが、直視されたくない方向を低く張れば、目隠しとなってグンと気楽に野営が楽しめます。
  5. もちろん楽な撤収----通常雨天での撤収は大変です。インナーテントはもちろん、荷物も濡れないように片づけなければなりません。普通のソロ用テントでは、一滴も濡らさず撤収なんて不可能。でもミニタープがかかっていれば、ラクチンポン。まずテントを撤収して広い空間を確保。次にバイクを入れて荷物の積み込み。最後に合羽を着込んでタープを撤収します。

区画型のサイトだったため、隣にファミリーが近接。宴会エリアにはタープを斜めに設営して目隠しをした
ところでタープって一人で張れるんですか?という疑問に・・・・

ミニタープのサイズ。ゴムハンマーと比べたし。テントより遙かに小さい。
ファミリー用はバイクには積めないほど巨大なので、このサイズは驚異的に小さいといえる

スノーピークの場合は変則五角形。これを広げます

尾根になる一端の張り綱をまずペグ止めします

次にポールを立てます。張り綱の長さが合わない場合は調整しながら作業します。
このとき、ある程度自立する程度に張力がかかるようにします。

尾根の反対側の端に廻り、初めに立てたポールが倒れないように綱引きします

尾根の延長上に張り綱をペグ止めします。
これでタープは倒れずに施工することが出来ます

張り綱のもう片方をペグ止めします。
この時は、ポールと最初の張り綱と2等辺三角形を作ります

これで完全に自立します。この段階で張った4本の綱の張り具合を調節します
尾根が真っ直ぐになるくらいビシッと綱を引きます

サイドの張り綱をペグ止めします

風に負けないようにビシッと綱を引きます。ちなみにペグ止めする方向は
延長線上に尾根の中央が来るようにします。
また、タープの壁が風に垂直に当たるように建てるように!

慣れてくるといろいろと応用ができる
この写真はポールを3本使い宴会スペースを広げています

ミニタープをナチュラムで確認してみる/画像をクリックするとジャンプします
スノーピーク PENTA
モンベル ミニタープHX
旅風スタッフが愛用しているこのミニタープはハッキリ言って高い!ファミリ用のデカイのが買えてしまいます。またwebで推奨している専用ポールは華奢なのでやめてください。他社製の150~180cm、直径22~24mmのアルミ製ポールを別途買ってください。また附属の張り綱だけではまったく足りません。近くのDIYセンターで直径4~5mmのロープを別途用意してください。ナチュラムで売られている専用ロープは高いです。
スノーピーク製よりも安いのがモンベルから出ています。ただし、実物を見たことがないので何ともコメントできません。スペックを見るとPENTAより面積は小さいです。テント+バイクは無理かも知れません。でも十分用は足りると思いますので、予算が厳しい人はこちらを使ってみて下さい。なお、付属品についてもPENTA同様、ポールと張り綱は別途用意が必要です。